enoblogbanner2011.png
December 20, 2005
松栄

matsue_nigiri.jpg

松栄で食事。
松栄は恵比寿にあるお寿司屋さん。
松玄だの、松下だの、松虎だのと
「松」が付く店をいろいろ手がけている、PEWTERSがやっている。
最近は、松が付かなくても、焼き肉チャンピオンも立呑もやっている。

恵比寿はホームエリアでもあるので
前から松栄の存在は知っていたが、ずっと行くことはなかった。
というのも、そのPEWTERSが手がけた松玄という蕎麦屋ができた頃
「ちょっとそりゃないだろう」という思いをしたからだ。
なもんで、同グループの店にはそれからずっと行かなかったのだが
たまたまの1回に厳しかった気もする。
そっちはそっち、こっちはこっちだし。
グループを前面に出した営業は、こういうとこ、難しいなあと思う。

で、結局、そっちはそっち、こっちはこっちで
松栄は美味しいと思う。
元々は、寿司の前に、食事を次々に出す形態は好きじゃないんだけど
季節を感じさせる、ちょっとした料理が嬉しい。
鰤と一緒に煮た大根(鰤はないので、鰤大根ではない)を
寒い中、来店した、一発目に出す配慮は素晴らしい。
出す側としては、ちょっと度胸いる選択だと思うんだけど。
赤貝の肝の炙りもよかった。平貝も今うまし。
うにいくらごはんは、「またぁそんな売れ線狙っちゃって」とか、思う前にうまいから納得。

unigohan.jpg

「最近、おっさんになった人」に合う、寿司屋なんだなあと思う。
職人と客の年齢が近い。
内装もそういう年頃の感じだし。
うるさい気質の大将がいることもないし。
「最近、芸能人の誰が来た」とか、聞かなくていいし。(そういうとこ多いよね)

桂とか、かねさかで「勝負」という感じも大好きなんだけど
誰かと会話という感じじゃなくなっちゃうしね。
このまま頑張り続けて、「新おっさん」をどんどん迎え入れてほしいと思う。

matsue.jpg

Posted by eno at December 20, 2005 12:53 AM | TrackBack