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January 06, 2005
shanghai

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年末年始は上海に行った。
ギリギリに決めて、突然行った。

この数年、年末年始はバリ島2回+ジャワ島1回と
インドネシアが多かったのだが、今回は中国だ。

着いた日はそうでもなかったのだが
翌日に雪が降り(その雲が日本へと流れて行って、年末は日本でも雪となった)
それからは、めちゃくちゃ寒かった。
緯度的には九州くらいだと思うんだけど、東京より全然寒かった。

上海は雨や雪が降ると、突然タクシーに乗る人が増える。
元々タクシーの台数が少ないからそうなるのか
観光客が多いのに加えて、初乗りが10元(140円くらい)だからかわからないが
タクシーが全く捕まえられなくなる。
「予約をする」というシステムがないので(なにか方法はあるのかもしれないけれど)
必然的にホテルの入り口で列に並ぶことになるのだが、これがさっぱり来ない。
年末は30分くらい並んでも、タクシー待ちの列があまり進まないので諦めると
前の客は1時間半待って乗ったとのこと。やだよそんなの。

4泊もしたのだが、寒いこともあって、これといった観光ポイントもないので
メインはメシを食べることとなる。
が、高級料理店はあまりうまくないですね。
しかも、かなり高い。
中高級クラスだと、1人1000円〜1500円くらいで腹いっぱい食べられるけど
最高級になると突然、1人5000円〜1万円近くする。
で、味はどうかと言うと、中高級クラスのほうがうまい。
これどうして?
最高級店といっても、皿にちょっとした汚れがあったり
日本のような親切丁寧なサービスが受けられることはないし
盛りつけなどのプレゼンテーションで感激することはないので、中高級店がいいですね。
値段5分の1くらいだし。

上海では、店内に入って、中国人の客でいっぱいだったらそのまま席へ
客がまばらだったり、日本人や西洋人が多かったら店の外へ
というのがよい見分け方かなと思いました。

上海滞在中、一番うまかったのは
南京路(イトキンまであるショッピングのホコ天)のラマダホテルのとこにある
新雅号菜館という料理屋(2F)の、「蟹粉豆腐(カニミソと豆腐の煮込み)」。
こりゃめちゃうまかった(こちら中高級店)。

宿泊は、Howard Johnson Plaza hotel shanghai(上海古象大酒店)と
Four Seasons Hotel Shanghai(上海四季酒店)を、2泊ずつ。

Howard Johnson Plazaは、日本のガイドブックには
あまり乗っていないホテルですが、結構よかった。
料金もFour Seasonsの半額以下ですが、部屋は綺麗だし、家具も問題ないし。
ちょっと広い部屋を選んだおかげで、まぁまぁ広いし。
季節雇われかもしれませんが、日本語喋るスタッフもいました。
上にも書いた南京路という上海一のショッピングゾーンの中心にあるんで
観光にはとてもよいのではないでしょうか。
定価はまぁまぁしますが、ウェブで探すと半額近くで取れます。

Four Seasons Hotel Shanghaiは高いだけあって、高い感じ。
たまたま、たぶんオーバーブックで、Four Seasons Suiteに変えてくれたので
すごく広い部屋になってラッキーだった。
が、こちらは周りにはなにもないエリアに建っているので、ちと不便。
おかげで、地下鉄に乗ったりも楽しかったんだけど、駅までもちょっとある。
寒くなければいいんだけど、あそこまで寒いと5分〜10分歩くのが苦しい。

上海は、活気がありますね。
人や街が、すごく元気な感じがした。
あたり前だけど、街は人が作っているんだよなと実感。
あと、感じたのは、人のテンションは高いんだけど、キレてないんですね。
例えば、交差点なんて、もうあちらこちらから車が突っ込んでくるし
自転車もバイクも歩行人も多いので、めちゃくちゃになっちゃうし
それなりにクラクション鳴らしたり、うわ危ねぇってな状況も多いんだけど
「てめぇ危ねぇじゃねぇかこの野郎!」とか
「どこ見てんだこのクソ!」みたいな、そういうのがない。
東京であの状況だったら、もうあちらこちらで口喧嘩か、リアル喧嘩だと思うんだけど
そういう感じがないんです。
うまく伝えられないんだけど、その感じがよかった。

上海、近いとはいえ、海外で、異国文化はいっぱい感じるし
メシは安いしうまいので、3連休などで気軽にぜひ。
年末年始とかじゃなければ、ツアーで取れば宿泊込みで5〜6万円。
フライト時間も短いしね。

Posted by eno at January 06, 2005 03:59 PM | TrackBack