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November 23, 2004
星。

やっとこさっとこ、いっぱいあった仕事をほぼ片づけて
残す業務はあと1コ!
と喜んで時計を見ると、もう5時前かい!
早い。
もしくは、仕事が遅い。
いや、そんなことはない。

なんとなく、リラックスしようと音楽を聴く。
あと1コの仕事の内容が、それまでの仕事と全然違うので
その切り替えもあるんだけど。

で、どういう理由かわからないが、昼の忙しい間中ずっと
頭の中でCyndi Lauperの「goonies R good enough」が流れていたので
(理由わからん。曲自体聴くの、たぶん2〜3年ぶりだぞ)
なんとなく80年代モードになっており
懐かしのエイティーズなチューンを数曲まとめて聴いた。

いやあ懐かしい。
しかし、オフィスには1人。
うーん寂しい。

で、ちょっと思ったんだけど
まあ、今日の場合、時間も時間っていうのあるんだけれど
単に「音楽を聴く」というだけで、急に友達を呼んだりが
いつの間にかできなくなってるんだよね。
例えば、小学校の頃や中学校の頃は、いつもそんなだった気がする。

なんかみんなで集まって、クラフトワークとか、YMOとか
マドンナでも、フィルコリンズでも、デュラン・デュランでもなんでもいいんだけど
ジュースとか飲みながら、マンガとか読みながら、ワイワイと聴いていた。
といっても、「ながら」でもあるんだけど、ここのベースがカッコいいとか
あのシンセの音シビれるとか、そういうことを言っていた。
で、突然、プラモ買いに行ったり。プラモ塗ったり。

ま、結婚もしてるし、子どももいるし、仕事もいっぱいあるし
そんな子どもライフを過ごすわけにもいかないんだけど
なんだか寂しいなあ。

いや、音楽が好きな人たちは多いんだよね。
この時間だって、どこかClubでも行けば、音楽鳴ってるし、知人にも会えるだろうし。
(そいえば、今思うと、John Digweed、行けばよかったなあ)
でも、そゆのとちょっと違うんだよね。
騒ごうとか、踊ろうとか、陶酔しようとか、そういうのじゃなくて。
音楽をバックに、気軽に音楽の話をしたい。「ながら」でもいいんで。

うーん、これテーマにしよう。
来年、そういう環境っていうか、状況作りたいなあ。

カミさんにも、息子にも、仕事にも、多少迷惑かけちゃうけど
なんか、そういうのって大切だよなあ。

とノスタルジックも入りながら、気持ちよくタバコを吸いにベランダへ。
スパーっと煙を吐いて、空を見ると、星がいっぱい見える。
こりゃちょっと珍しい星空。
タバコもうまい。恵比寿の街は夜中は静かだ。

しかし、今日は星が多い。
空気が綺麗で、天気がいいんだね。
13階ってのもあるんだろうけど、星が30コくらい見える。
(街灯やオフィスや車のライトは下のほうにあるからね)
って、もっと星が見える土地に住んでるぜって人には
「なんだよそれ、30コって」と思われちゃうかもしれないけれど
こういうのは、相対的なものなんで。
ニュージーランドの山奥とか行ったら、ビックラこくくらい見えるだろうけど
東京の、いつもは星が2〜3コしか見えない空に、30コ見えるからよい。
「東京は星が見えないよなあ」とか言っても仕方ない。
東京は星が見えないんだから。

さて、最後の仕事を始めるか。
そろそろ、最初の仕事を始める人が新聞を配りに来るよ。

Posted by eno at November 23, 2004 05:29 AM | TrackBack