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July 24, 2011


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NORWAYのライブ。幸せな空気。平和な日常。

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ほとんどのメンバーと初顔合わせ。

長い付き合いのHISASHIとは15年近く。
かたや、ほとんどのメンバーは初めまして。

しかし、まるで数年続いたバンドのようだった。


ライブの後、NORWAYに関する取材があったので
NORWAYの説明をこう答えた。

「たまたま、学校で遅くまで残ってたら、そこに何人かいて
 『バンドやらねえ?』って、適当に組んだようなバンド。
 みんな、たまたま、そこに居ただけ。
 だから、すごい繋がりと意義を感じる。」


NORWAYの初ライブ。

9pm, 22 JULY - 23 JULY 2011
"Live from the Suite Room"


初めてのライブが、グランドハイアットのスイートルームから
ストリーミングっていうのが、すごくNORWAYらしくて好きだ。

30,000人以上の人が見てくれた。
日本中から、アメリカから、ブラジルから、台湾から。

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(写真はクリックすると大きなサイズになります)


事前に内容をまったく言わなかったのには理由があった。
メンバーや美雨ちゃんにも口封じをした。

やりたかったのは、あの空間だった。
公開レコーディングと言ってミスリードしたくなかった。
レコーディングはただの「軸」である。

届けるのは、ライブ演奏でもなく、ライブそのものだ。

大切なのは、いまという時間と空間の共有。


幸せな空間を創ること。

そして、それをみんなで共有し、交流すること。


プロデューサーとしての計算式は不安があったが
美雨ちゃんという、素晴らしい存在、そして
メンバー含め、あの場にいた全員と
オンラインで繋がったみんなの持っていた
「良いバイブレーション」のおかげで
描いていたものの、数倍良いものになった。

いや、数倍なんていうものではなかった。
数段違う、空気を生み出すことができた。


紙ふうせんを作ろうと思ったら
熱気球が出来たようなものだ。

楽しい時間が膨らんで、飛んでいった。


みんな、ありがとう。


12時間のストリーミング。

30,000人を超えた視聴者。

完成させるのは1曲。


だけど、そういう数字に現れないもの。
そこに価値があることをみんなが共有した。


ライブが終わって、荷造りを終えたHISASHIが帰ろうとする。

ホテルの下まで送っていくと、HISASHIは立ち止まって言った。


「狙ってた感じになりました?
 こういうことする飯野さん、好きっすよ」


NORWAYのおかげで友達がいっぱい増え
もともと友達だったやつは、親友になった。

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まだまだ語りたいこと、語るべきことはあるけれど
いまはもう、止めておいたほうがよいかと思う。

観てくれた人たちはわかってくれたと思うし
観てない人たちに伝える言葉を僕は持ってない。
だから、ライブというのは、価値がある。


後は、参加してくれた人たちが、伝えてくれていったら、それでいい。

そして、またみんなでなにかを創り出せばいい。

それが、NORWAYの、"The Never Ending Story"。



Posted by eno at July 24, 2011 02:00 PM


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