May 29, 2009
Twitter思ったこと

twit090529.jpg

Twitterというのは、外国語の勉強にとてもよいのではないだろうか。
と、ふと思った。


勉強したい言語を喋ってる人を、何人もフォローする。
あまりに適当だと、会話が成り立たないだろうから
好きなバンドとか映画とかサッカーチームとか、そういうキーワードで検索して
学習したい言語を使っている人をフォローする。

友達が多い人は、逆フォローしてくれないかもしれないから
相互フォローしてくれそうな人を探して。
いや、そんなこと考えずに、ばんばんフォローしちゃえばよいわけか。
確率的にフォローしてくれる人が増えるまで。


ま、もっと良い方法があるかもしれないけれど
とにかく、自分が勉強したい言語を母語としている相手を
フォローしまくって、コミュニケーションする、というのは
かなり有効な、語学上達法なのではないだろうか。


いや、もちろん、実際の会話は音声によるものだから
ある程度の下地がないと、実践で役立たないという気もするけれど。


例えば、「英語がちょっと喋れます」という人がいたとして
週末の土日フルに使って、英語でTwitterばかりやって
わかんない単語があったらオンライン辞書ひいて......なんて、ずーっとやったら
たった2日でも、びっくりするくらい上達するのではないだろうか。

そんなことを繰り返す。


いや、もちろん、ヒアリング&喋り、においてなど
パーフェクトな学習法ではないと思うんだけど
実は、かなり有効なのではないかなあ。

知らない単語、というのもあるけれど
なにより、「言い回し」がすごく身に付くよね。


「Twitterで英語ぐんぐん!」みたいな本、出そうですね。


これは、良いメソッドかも。

Posted by eno at 01:59 AM
May 27, 2009
散歩ソフト。

ebisuwalk.jpg

ふと思ったこと。


東京のどこかで
信号にひっかからないで、まあまあな距離を
ずっと散歩ができるルートを探す。

そのルートの散歩を「共有」する
サウンドトラックというか、音ファイルを制作する、という話。


スタート地点を指示して
プレイヤーは、そこでiPodなりで再生する。

スタート地点と、スタート時間も指定。
時間というのは何時から、という意味。


例えば、デートみたいなのがわかりやすい。

男性用には、相手が女性。
女性用には、相手が男性。

僕は男なので、相手は女性の例として話を進めていく。


例えば、恵比寿の駅前でスタート。
どっち口の、どのあたりと具体的な指示の場所に立って
指定された時間が来たら、再生ボタン。


現実世界のような環境音がヘッドフォンから流れ
現実世界の音なのか、ヘッドフォンからの再生音なのか
わからないように、意識を持っていく。


駅前のざわつき。頭上遠くで聞こえる電車の音。


しばらくすると、足音が近づいてくる。

「......はぁはぁ、ごめーん待った?」


デートをする、という設定。
デートというか散歩。

「へぇ、普段はこんな格好するんだ?」

なんて言われながら、スタート。


「あそこのコンビニの前の自販機で、お茶買わない?
 そっちじゃないよ、ほら、右のほう、あそこ。行きましょ」

みたいな感じで言われたら、歩く。

「私、爽健美茶がいいなあ。買ってくれる? 一緒に飲みましょ」

なんて言われて、プレイヤーは実際に買ったり。

撤去されそうにない自販機を指示して
暫くは売り続けられるだろうブランドの飲み物である必要があるんだけど。

ま、ディテールはそんな感じ。


あとは一緒に歩いて、会話をする、ていうか聞く。

基本的に、リードされるデートだね。当たり前だけど。


途中、途中、キイになるポイントが来たら会話に混ざる。
現実とよりリンクさせ、曖昧にさせるための。


「そこの公園、小さい頃、よく遊んでたなあ。
 あれ? 言わなかったっけ? 中学校まではこの近くに住んでたんだ。
 ま、それからはいろいろあってね、......ま、いいじゃない」


「見て、夕陽がキレイ。子どもの頃は、こうやってよくお父さんと散歩したなあ。
 いつからかなあ、あまり空を見上げなくなったのって」


「わあ! ここからだと、電車がよく見えるね。
 『おーい!』、......って手を振っても、誰も気付かないか......」


(注;頭がおかしくなったわけではありません)


そんな形で、現実世界とまぜこぜになりながら
散歩、という形で、デートは進行していく。

最初は、ただ一緒に散歩する予定だったんだけど
彼女の思い出の、とある場所から、会話が深いものへと急展開。

約1時間くらい散歩をすると、衝撃の展開が!


みたいなソフト。

作りたいなあ。

作ろうかなあ。

需要はあるのだろうか。


ゲームなど、インタラクティブなものが好きな反面
こういう、非インタラクティブなもので
プレイヤーが意識して参加性を高める感じって好きなんだよね。

「インタラクティブだ」って思いこむといいますか。

途中で、トラックを選択することによって
分岐もできるんだけど、そういうのじゃないほうがいいと思う。
徹底したほうが面白い。切れ目があってはいけない。

どうだろう。


急に立ち止まる。


「ねえ、絶対に、誰にも言わないって約束してくれる?......」


風が吹いて、木の葉がざわめいた。


「あのね、わたし......」

Posted by eno at 02:40 PM
May 26, 2009
デンデンダデン

denden.jpg

昨日も、下の子と散歩に行った。

驚くのは、たった数日で、変化があることだ。
微妙ではあるが、喋る言葉が成長している。

ま、言葉、なんていうレベルじゃないんだけど、まだ。

そんなことを、時間を共有することによって、気付く。


最初は、通じる言葉、というか単語を
ただ、乱暴に言うだけだった。
「まんまー」とか、「ねんねー」とか
「ちんかんちぇーん!(新幹線)」とか、そういう単語。

ちょっと前に、言葉を繋げることを覚えた。
「にいに(兄ちゃん)、いにゅあい(いない)」など。

最近では、3単語が繋がることもある。
まあまあ文章になってきた。


しかし、ここにきて、よくわからない
自分で考えた言葉を、連発するようになった。

自分で考えたというか、誰かから聞いたり
歌などから引っ張ってきたのかもしれないけれど。


その日によって、多少、その自分語は違うんだけど
昨日のブームは、「デンデンダン!」だった。
「デンダンデデン!」だったり、「デンデンダデン!」だったり。


いつものようにJRの高架橋に行って、電車が通るのを眺める。


息子は、あっち側へこっち側へと、電車が行ったり来たり
橋の下を通過したりするのを、興奮しながら見ている。

僕は、ちょっと、ぼうっと仕事のことなんかを考えごとしていた。


すると、突然、息子が大声で

「パパ、ぜんぜんダメ。運だけ!」と叫ぶ。


「運だけ」とはどういうことかと、2歳児に問いかけようとするが
「パパ、デンデンダデン、ウンゲン!」みたいなことを
言ったのだと思い......、だけど、あまりの突然さにびっくりする。


「運か......」


足下で電車が通過して、ゴトンゴトンと枕木が鳴った。

Posted by eno at 01:10 PM
May 25, 2009
The Sixty Oneから学ぶこと。

T61.jpg

まだ始めて1日しか経っていないけれど
The Sixty Oneから学ぶことは多い。

(1日しか経っていないので、詳細、違うところありましたらすいません......)


昨日のエントリにもあるように、The Sixty Oneは
知らない楽曲、或いは、知らないアーティストと出会うためのサービスだ。

実際、知らないアーティストばかりだし
聴いてみると、「おっこれは!」という楽曲に出会って
好きなアーティストができたりする。


そんなサイトなんですが、なにより優れているのは
「遊び」が多く設計されている、ということだ。


リスナーは「ハート」というのを持っている。
いま、ハート34コとかね。
ポイントみたいなものだ。
ちょっといやだけど、お金に考えてみるとわかりやすい。

試し聞きを繰り返して、好きな曲が見つかったら
「投票」するような形で、ハートを与える。

その後、その曲が人気になると(多くのハートを集めると)
投票したリスナーに、ポイントが還ってくる、という仕組み。
いやだけど、投資みたいに考えてもよいね。

また、リスナーにはレベルが存在して
聴いた曲の数やら、リスナーとしての評判で、レベルが上がったりする。
レベルが上がると、使えるハートが増えていく。

「レベルアップだ!」と喜ぶ。


と、簡単に言えば、ある種の「ゲーム」要素がカギとなっている。


我れ先にと、後々ヒットする楽曲やアーティストを見つけたら嬉しいし
ハートをどれに与えようかと考えたり、レベルが上がって喜んだりと
「参加」して「遊ぶ」ことができるサービスになっている。


もちろん、コミュニティ的な作りもしっかりしていて
アーティストとリスナーのコミュニケーションも
リスナー同士のコミュニケーションも、活発に行われている。
「スターリスナー」みたいな人まで存在する。


よくできているなあ、と思った。


たまたま、先日、とある人と会うことがあって
そこの会社は、動画サービスをやっているんだけど、さっぱりうまくいっていないようだ。

なぜなら、「思い切り勘違いしているから」、である。


メインのコンテンツ、サービスを
「そのまま目的」というか、「それだけ目的」にしてしまって、うまくいくわけがない。


「動画何本揃えましたよ」とか「芸能人も出ているドラマがありますよ」とか
そんなもので、この時代、みんなが楽しむわけがない。
結果的に、莫大な人件費とサーバー代がまかなえるわけがない。
ていうか、YouTubeや、ニコニコ動画がある時点で、なにを始めようというのだろう。と思う。


YouTubeや、ニコニコ動画は、先行者だから多くのユーザーを抱えているわけではない。
面白い動画を作成してアップして反応を得たり
作らないまでも面白い動画ばかりをアップして反応を得たり
コメント書いてみたり、自分のページを作ってみたりなどなど
ユーザーが「参加」して「遊ぶ」ための、フィールドを提供しているからこそ
多くのユーザーが楽しんでいる。

もちろん、ビジネス的には「それでも」大変なんだろうけれど。


いまはどうかわからないけれど、僕が子どもの頃は週刊マンガ雑誌が流行っていた。

あれだって、メインのコンテンツは、連載しているマンガそのものだけど
買ってきた週刊マンガ雑誌を、友達に貸してみたり、貸してもらったり
新連載のマンガを、「これは面白い、流行る!」と、いち早くみんなに教えたり
もちろん、連載しているマンガについて友達同士で話し合って盛り上がったり
そんな「周辺」も含めて、大きな価値だった。
いや、そっちのほうが大きいのかも。
少なくとも、週刊マンガ雑誌を、発売日に毎週買う理由はそこにあった。


メインのコンテンツやサービス以外の、「周辺」の「遊び」
「参加」する「遊び」を、設計することが、大事なことだと思う。

特にオンラインの場合は、サービス側で用意してあげないと
スタートアップの時点で、そこで閉じてしまって
わくわくしない、つまらないものになってしまうからだ。

このオンライン社会で、いまだにTSUTAYAにみんなが行くのは
いっぱいの棚から作品を探したり、選んでいる時間が楽しいからなんだよね。


あたりまえのことだけど、The Sixty Oneから、学ぶことは多かった。
ぜひ、みなさんも、サインインして始めてみてください。

やったほうが、理解も早いし深いからね。


<<ここをクリックすると、The Sixty Oneの僕のページへ飛びます>>

ハートください。(-:

Posted by eno at 05:20 PM
May 24, 2009
Thesixtyone

sixtyone_eno.jpg

Thesixtyoneが、面白いなあと思っている。


Thesixtyoneは、音楽と出会うためのサイトだ。
或いは、音楽を通じて、コミュニケーションをするサービスだ。


以前にも、新しい音楽と出会う系のサービスを
いくつか紹介したが、このサービスはちょいといろいろ違う。


やっていただくのが早いのだが、これは良いな、流行るな
と思った楽曲に対して、投票ができる。
投票した楽曲が支持されると、さらにポイントが戻ったり
1日に与えられるポイントが決まっていたり
レベルが上がると、使えるポイントが増えたりなど
あちらこちらに、ゲーム的要素が散りばめられている。


といった、面白さ、ユニークさは抜きにしても
さっぱり知らないアーティストばかり登録されているので
たらたら聞いたり、好みの曲を探したり
好きなアーティストができたりと、なかなか楽しい。

インターフェイスが優れているのもよい。
触っていて気持ちいい。


と、なかなか面白いサービスなので
アーティスト側として登録してみました。

最初は3曲しか置けないんですが......。

ぜひ、聴いてみてください。


<<ここをクリックすると、Thesixtyoneのkenjienoのページへ飛びます>>


音楽と出会う、だけではなく、ゲーム的な要素があるのと
コミュニケーションが軸になっているのが、新しいと思います。

Posted by eno at 07:58 AM
May 23, 2009
幼児プレイ

youjiflower.jpg

今日、下の子が2歳になった。

2歳になって落ち着くかというと、そうではなく
以前に増して、自分勝手&甘えん坊になってきた。

かなり大変だ。
我が儘すぎる。

カミさんは、四六時中相手をしなければならないので
少しだけでもバトンタッチと、僕が息子を連れ出し
近所を30分〜1時間コースの散歩というのが、多くなってきた。

家を出て、ぶらぶら歩く。

子どもを散歩に連れていってあげる
という感覚でいると、こちらは、かなりつまらないので
目線を子どもの視点に落として、一緒に楽しむことを覚えた。

「ちょーちょー!」
「うわぁ、ちょうちょだー! 待て待てー!」

「バチュー!」
「バスー! どこ行くのー?」

「タッチー!」
「こっちからもタクシー来たよ!」

息子が一緒にいなければ、近所で話題の人になりそうな
発言内容ではあるが、これが、わりと面白い。

僕が、道ばたの小さな花を見つけて「お花だー!」と言っても
軽く無視されたりするのだが

「うわぁぁーー!! お花だあ。お花が咲いてるー! キレイー!」

くらい大袈裟に、かつ心を入れて言葉を発すると
「うわー!」と、返してくれたりするから、面白い。

なんでか知らないけれど、この「2歳児プレイ」は
脳というか、心が、スッキリするように思える。

近所の目があるので、あまりハマりすぎないよう
どこか第三者の目も、常に光らせているわけだが、それでも面白い。

疲れて家に帰ってくると
僕以上に疲れた顔をしているカミさんを見て
いまからちょっと散歩に連れて行ってやるよ、と
かなりため息&仕方ねぇなあ、という感じで家を出るのだが
途中で、疲れもとんで、面白くなる。

幼児に退行することが脳に心地よいのか
或いは、ストーリーキングみたいなもので
恥を忘れて発散、みたいなのがよいのかわからないが
これ、実際に、脳と心に良いのではないかなあ。

幼児プレイ、オススメです。
あ、ぜひ、幼児と一緒に。

Posted by eno at 11:01 PM
May 21, 2009
『eno talk』 第一回目 ゲスト:坂本龍一さん part 5 & part 6

enotalkbuild.jpg

「eno talk」第一回目のゲスト、坂本龍一さんとのトーク。

これで最後になりますが、part 5と、part 6を公開しました。


右側のフレームに置いてありますので
ボタンをクリックして、そのまま聞いていただいてもよいですし
ダウンロードして、iPodなどでもどうぞ。


part 5は、またちょっとYMOの話など。
part 6は、ピアノコンサートの1919秘話など。

あまり言っちゃうと面白くないので、聞いていただければと思いますが
「eno talk」ならではの、面白い話が聞けたなあと思っています。

そうかー、坂本さんは細野さんのベースの音を大きめに
モニタリングしてライブしてるのかあと、なにか嬉しくなってしまったり。


part 1からpart 6まで、足すと、1時間近くになるんですね。
こんなに長いトークも、珍しいのではないかと思いますが
なにより、「eno talk」の狙いでもあります
普段着のトークとなっていることが、ユニークかと思います。


スローなペースにはなるかと思いますが
これからも続けていきたいと思っておりますので
感想などをどこかに書いていただければ嬉しいです。
「eno talk」を、広めてください! (-:

紹介していただく際には、ボタンがある右のフレームが出るように
メインページにリンクを貼ってくださいね。

それでは楽しんでください!


予告になりますが、第二回目のゲストは
いまは、クリエイティブ・コモンズCEOであり
僕の長い友人でもある「伊藤穰一さん」です。


お楽しみに。


......地震来るのかなあ。

......バリルンご飯食べたいなあ。

Posted by eno at 02:52 AM
May 20, 2009
Twitterいまのところ

twit.jpg

このblogのメインページの右側のフレームに置いたので
気付いているかたも多いと思いますが
いまごろになって、Twitterを始めた。

かなり前から、いろんな人に勧められ、誘われ
関係者に言われても始めなかったんだけど
食わず嫌いもよろしくないと思って、始めてみた。


ずっと始めなかったのには、理由がある。
このblogで充分だと思っていたからだ。
充分というか、守備範囲の限界を感じているからだ。

過去に、食わず嫌いもよろしくない、と始めてみて
あっという間にやめてしまったサービスが幾つあることだろうか。

このblogだって、忙しいと更新が止まってしまう。
ほかのサービスをやっている時間があるくらいなら
このblogを更新しようと思った。
読んでいただいている人も、ありがたいことに大勢いるわけですし。


で、3週間くらい前に始めたTwitterだけど
いまのところ、始める前に持っていた感覚と、なにも変わらない。

「呟いてどうすんねん?」

と思いながら、いまもたまに呟いている。


いや、よくわかっている。
Twitterは、ただ「呟きを発信」するだけのサービスではなくて
「呟きを元に、コミュニケーションを発生させる」サービスだ。


例えば、僕がいま、高校生とか大学生だったりして
なんかのサークルやら、団体やらに所属していたら
素晴らしいツールだと思う。

朝、「今日、渋谷に行くんだけど」と呟けば
「オレも一緒に行くよ」と声が届くだろうし
「ここ行ってみれば?」という声もあるだろう。

「いまから学食!」と呟けば、学食に友達が集まってくるだろう。

こんな使えるツールはないと思う。

さっきも、オノ・ヨーコさんが、来月やるライブで
どんな曲を演奏してほしい? と呼びかけていた。


だから、「向き不向き」があると思うし
少なくとも僕も「不向き」ではないと思うんだけど
あまりいまのところ「向き」とは思えない。


1つあるのは、通常の付き合いでも
僕は、誰かと2人だけ、というのが好き、ということだ。
グループ的なわいわい感が、あまり好きじゃない。

もしかしたら僕は、「あることに対して
みんながどう思ってるのかな?」ということに
あまり興味がないのかしら、とも思えてきた。

多くの人から軽い反応が返ってくるよりも
「誰か」とわかる相手からの、しっかりした意見がありがたい。

あれ、ずいぶんなところに気付いちゃったなあ......。
ま、それだけでも、やってみてよかったのだろうか。


そんなこともあって、フォローしている相手を少なくしてるんだけど
それが、価値をちゃんと受け止められてない理由でもある気もするし
とはいえ、いっぱいフォローして、わーわーわーわーと
ぐちゃぐちゃになっちゃうのはどうかなあとか、そんなことないかなあとか。

このへん、ブラウジングだけでも、グループ分けできればよいのになあ。
複数アカウントなんて、持ちたくないし。できない性分だし。


とはいえ、blogに書くまでもない、ちょっとした思いつきを
ぼそっと呟くのは、悪くないなあと思った。
僕のblogは、それなりに長い文章が中心だし。
それを補完するメディアとして。
ま、かなりいまいちな使い方だけど。

例えば、さっき、ふと、仮面ライダー(masked rider)というのは
実はウイルスと戦っているというか、インフルエンザ防御スタイルだなあと
思ったが、blogに書くことでもないし、誰かにメールするのもヘンだし
それを元に、コントに拡げるお笑い芸人でもないので、Twitterで呟いてみた。

しかし、「で、なんなの?」と思ってしまう。

自分で呟いておきながら。


Twitterというのは、プラットフォームとしての可能性が
ものすごく大きいサービスだと思う。そちらで伸びていくだろう。
APIの公開が早かったから、みんながいろいろ作れる状態になっているし。

例えば、僕がなにか面白いコミュニケーションサービスとか
コミュニティのサービスみたいな、ちょっとしたアイデアを考えたとして
それを1から作るくらいだったら、Twitterの仕組みを使って
作っちゃったほうがいいかなあ、とすら思えてくる。


Twitterというのは、まず、いまのメインのサービスを
ユーザーの反応を受けて、少しずつ、より使いやすく、面白くしていく
言い換えれば、よりコミュニケーションが誘発されるように進化していく
というのを主軸としながら、抱えている多くのユーザーのアカウントとシステム
様々に発生していく外側のクライアントアプリやウェブアプリによって
コミュニケーションの、プラットフォームになっていくのだろう。

自らのサービスの機能をシンプルに絞っているところと
APIの早期公開が、これから伸びていく大きな理由になるんだろうなあ。

そのプラットフォームとしての発展を見ていたいから
少なくとも、もうしばらくは、使い続けてみようと思う。

そのうち、なにかを発見するかもしれないし。


と、blogで長く呟いてみました。

Posted by eno at 12:52 PM
May 19, 2009
茶屋坂開通1ヶ月記念、僕の恵比寿スポット

chayazakaue.jpg

上の写真は、恵比寿の茶屋坂の上。
渋谷区恵比寿南と目黒区三田の境目になるのかな。

茶屋坂という、山手通りから恵比寿へ向かう坂の上から
山手通り側=坂の下のほうを見ている。


なんてことのない場所なんだけど、ここがすごく好きだ。

オフィスから近いこともあって、よく通るのだが
ふと景色に見とれて、或いは気持ちのよい空気を感じて、しばらくいたりする。


坂の上ということもあって、見通しがよいから気持ちよい。
真っ直ぐ前に見える、目黒清掃工場の白い煙突の存在も大きいのかも。


この写真で言う、背中側は、以前は道がなかった。
今日からちょうど1ヶ月前に開通した。
今日は茶屋坂開通、1ヶ月記念日なのだ。

なんてローカルな話題なんだろう。


以前は、山手通りから恵比寿に向かって茶屋坂を上ってきても
この写真の地点でぶつかって、いちど折れるしかなかったが
いまでは、そのまま、ガーデンプレイスやアメリカ橋のほうに抜けられる。

chayazakaue2.jpg

わざわざガイドするような場所じゃないかもしれないけれど
上の地図の赤い丸が、上の写真の地点。
赤い丸の場所から、左下を見ている。

上の地図は、google mapのものだが
まだ、1ヶ月前に開通した道が描かれていない。
実際には、信号マークのある恵比寿南一公園前の交差点から
赤い丸まで道が開通している。続いている。


さっぱりなんにもない場所なんだけど
この写真でなにか感じた特異な方は、恵比寿にいらした際
ついでに来てみてはいかがだろうか。

なんだかわからないけれど、すごくいいんだよね。夕方とか特に。

いや、ほんと、なにもないんだけど。

Posted by eno at 02:01 AM
May 17, 2009

roses.jpg

家に帰ると
テーブルに花が咲いている。

綺麗だなあとしばらく見つめる。

いつもよりも、立派な花だった。


テーブルの花はカミさんの係だ。

家が明るくなり、テーブルが楽しい時間になる。


以前、我が家の経済状況が悪かったころ
テーブルから、花が消えたことがあった。


たまたまかもしれないし
ほんとに経済状況なのかもしれないし
そこからくる精神的なことなのかもしれないけれど。


テーブルから花が消えた。


僕はカミさんに
たった1輪でいいから、名もない花でもなんでもよいから
テーブルに花を、起き続けてくれと頼んだ。


それから、今日に至るまで
たまに、サボることもあるけれど
テーブルには花が、ずっと咲いている。


家族で守るもの、大切にすること
家族の価値観というものは、こんなものだと思う。
こんなことだと思う。


今日は日曜なのに、東京は雨。

僕は新しいプロジェクトの立ち上げ用、作曲の日。


まだ、家族が寝ている時間に
僕は、そおっと、オフィスに向かうため、家を出る。


誰もいないけれど、まだ暗い部屋で、テーブルの花が見送ってくれた。


だから、ありがたい。


ありがとう。

Posted by eno at 05:00 AM
May 15, 2009
『eno talk』 第一回目 ゲスト:坂本龍一さん part 3 & part 4

enotalk2city.jpg

坂本龍一さんとのトーク。

「eno talk」第一回目の、part 3と、part 4を公開しました。


お待たせしました!


このblogのメインページの右側に置いてありますので
ボタンをクリックして、聞いてください。


そのまま聞いていただいてもよいですし
ダウンロードして、iPodなどでもどうぞ。


前回のpart 1やpart 2とは、またちょっと違った
雰囲気のトークになっていると思います。


あと、もう1回ぶん、part 5と6が残っております。
そちらも、お楽しみに。


聞いていただいて、面白いと思っていただけたら
ぜひ、紹介して、広めてくださいませ。

多くの人に聞いていただき、楽しんでいただくことが
この「eno talk」の唯一の目的であり、価値ですので。

あ、紹介していただく際には
リンクをこの各エントリーのページではなく
eno blogのメインページでお願い致します。
メインページからでないと、ボタンがある、右のフレームが表示されませんので。

(もし、どこかからのリンクで飛んできて
 右にボタンが表示されていないな、という場合は
 上の「eno blog」のボタンを押して、メインページへ飛んでください)


第二回目のゲストも決まりました。

始まったばかりの「eno talk」、応援してください。


それでは、楽しんでください!

Posted by eno at 12:42 AM
May 11, 2009
イベント終わりと息子とサンデー

kini3kanban.jpg

トークライブ、『気になること。3』終了。
多くの方々に来ていただき、ありがとうございました。

もう、3回目だったわけですが
前回より、内容的には満足いただけたのではないかと
勝手に納得しております。

次回はまた半年後かなー。


19時スタートで、すべてが終了した時間は、なんと23時半頃。
店のスタッフの慌てっぷりが、こちらに伝わる。
聞くと、次の深夜の回が0時からとのことで、慌てて撤収しました。


その後、打ち上げ。
喋る、飲む、喋る、飲む。
いつもより長く打ち上げた。

しかし、こんなに長く打ち上げるのなら
そのまま、同じ場所で、深夜スタートの
打ち上げの回を、やればよいのではないかと思えてきた。


荷物を置きに、オフィスに戻る。
と、突然、疲れ&眠気が襲ってきて
ちょっと休もうと思い、気付くと外が明るい。

えっ、朝!?


慌てて家に帰ると、カミさんが長男に勉強を教えていた。

しかし、そろそろ2歳になる、次男がワーワー邪魔とのことで
僕が外に遊びに連れて行くことに。


えー、マジでー!

わかった、いくよ。いくよ。

musukosunday1.jpg

かなりクタクタな身体ではあるが
ちびっ子はそんなこと気にしない。

当然ながら、気遣いなんてない。
あちらこちら、連れ回される。


グルグルとあっち行ったり、こっち行ったり。


一緒になって、咲いている花が綺麗だとか
タンポポが綿毛になってるねとか
救急車が来たぞとか
ワンちゃんだーとか
わー、山手線だーとか。


前日のイベントというか、打ち上げ含めれば
ついさっきまで、喋ったり飲んだりしていたので
ずいぶん疲れているからだとは思うんだけど
なんだか不思議なくらい、身体が火照ってる。

いや、これは疲れとか眠気のせいではなく
単に、気温が高いと気付く、日曜の午前。

息子も、少し、汗ばんでいる。


ふぅ、ちょっと待ってよ......。

と思っても、関係なしに、息子は笑顔で歩いていく。

なんだか大変だけど、少し楽しいのは
自分の息子だから、なのかなあ。

musukosunday2.jpg

どんどん行くよー。

Posted by eno at 02:06 PM
May 09, 2009
本日、『気になること。3』!

kini3logoso.jpg

本日、「気になること。3」開催です!


チケットは有り難いことに、売り切れでして
当日券もございませんので、いま知った、というかたには
申しわけないのですが......。


チケットを入手されたかたは、楽しみにいらしてください。

盛り上がりましょう!


前回の、半年前から、もう3回目です。

早いものですね。


いつも、チケットは発売後、バッと売れるんですが
その後、2〜30枚を残して、しばらくタラタラと少なくなっていく
というのが、いつものパターンなのですが

今回も、最初は、同じ感じだったのですが
残した2〜30枚も、あっという間に売り切れてしまい
「あれれ? 人気イベント?」と嬉しい限りです。


こんな、くだらないイベントを楽しみにして
くださっているかたが、多くいらっしゃることに応えようと
いつもに増して、気合い入っています。


ま、「くだらない」、には変わりないのですが。(-:

「くだらない」に、気合いが入っています。


たまには、なにもかも忘れて、ワハハハハと笑いましょう!

そういう空間になったら、幸せです。


そうだ。そうだ。

今回、僕も楽しみなのは、ゲストの活弁士、坂本頼光さん!

こちら。

いや〜、楽しみだなあ!

出る側も楽しみなことがあるなんて、ほんと楽しみ!

うわ〜、待ち遠しい!!


それでは!

本日、18時開場、19時開演です!


ただ ただ 笑いましょう!!

Posted by eno at 06:04 AM
May 08, 2009
人の繋がり。

apontecoffee.jpg

aponteに仲間とメシを食いにいった。
玄米のリゾットが旨かった。
いま、戻ってきた。


話は昨日に遡る。

昨日、友人とメシを食っていたら
とある人の話になった。

その人のプライバシー上、「とある人」で申し訳ない。


とある人は、その昔、結果的に、僕が喧嘩を売った相手となってしまった人だ。
その人には喧嘩を売りたくなかったけど、仕方がなかった。
そして、喧嘩をちゃんと買ってくれた方である。

向こうはどう思っているかわからないが、僕はすごく魅力を感じる人だ。
その前も、それからも、いまも。


しかし、その人は、ある病気を患ってしまった。
それも、かなり悪い状態だと聞いた。


僕は、今更ながらで失礼と思いながらも
どうしても会って話をしたいと思って、いろいろ知人に繋いでもらおうとした。

この1年くらい、いろいろ繋いでもらおうとした。

だけど、残念なことに叶わなかった。

まあ、そういうものか、と勝手ながら、諦めていた。


そんな中、昨日、友人から聞いた言葉で驚いた。

「元気になったらしい」とのこと。

「ええっ?」と僕は驚いた。
元気になりようがあるのか、と思うくらいのことだったから。


だったら、会えるんじゃないかと思った。

よかった、会って話ができる、と、喜んだ。


そして、今日。

仕事仲間にも、会議中、そのことを伝えて
「会いたいねえ」などと言っていた。

会議終わり、そのまま、メシを食いにいった。

そしたら......! そのとある人が、そこにいた。


面白いなあと思う。


人の繋がりとか、人との関わりって
ほんとうに面白いなあと思う。

たまたまオフィスの近くのレストランに食べにいったら
たまたま昨日話題になった人がいて......云々なんて
そんな、つまらないことを言いたいのではない。

そんな、確率論みたいなことを思ったわけではない。


純粋に、人って面白いなあと思った。


しかし、嬉しかったなあ。

昨日、「元気になった」と聞いて、嬉しかったばかりなのに
今日、たまたま会って、その姿を見て、リアルに嬉しくなった。

よかった。

Posted by eno at 10:15 PM
May 07, 2009
『eno talk』 第一回目 ゲスト:坂本龍一さん

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お待たせしました。

坂本龍一さんとのトーク、公開です。


タイトルは「eno talk」と、言いまして
その第一回目のゲストが、坂本龍一さんです。


「eno talk」は、不定期ですが
「誰かと会ってトーク」を公開する、というスタイルで
回を重ねていきたいと思っています。

ま、昔、やっていたラジオのようなものですね。


ただ、ラジオや取材などとは違った
普段着のトーク、気軽なお喋りが、お楽しみいただけるかと思います。


この、第一回目の坂本龍一さんとのトークも
とある料理屋さんで、食事をしながらトークしているのを
そのまま、公開、という形になっています。

ですので、食事のノイズ、箸や器の音、部屋の外の声など
様々な環境音が入ってしまっておりますが、そんな雰囲気も込みで
楽しんでいただければ、嬉しく思います。


第一回目の坂本龍一さんとのトークは
part 1からpart 6まで、ぜんぶで、6回に分けておりまして
いちどに2回ぶん、公開します。

1つが10分前後ですので、トータルでだいたい1時間ですね。

次のpart 3とpart 4の公開日は未定ですが
あまり間を空けずに、公開する予定ですので、お楽しみに。


右のフレームに、「eno talk」の「part 1」「part 2」の
ボタンがありますので、クリックしてそのまま聞くなり
保存してから、iPodなどで聞くなり、してください。

<日付単位のエントリーで見ているかたは(右にフレームがないかたは)
 ここをクリックすると、ボタンがあるメインページへジャンプします>

ボリュームレベルが少し低いですが
会話のレンジを大切にしました。


それでは、第一回目のゲスト、坂本龍一さんとのトーク。
ほかでは聞くことができない、食事をしながらの
リラックスしたトークをお楽しみください。

ま、ただ、ほんと、録音しているのも忘れて
お会いして、食事しながら、喋っているだけなんですけれども。(-:

楽しくトークしている雰囲気は伝わると思います。


まだ、ピアノツアー、追加公演ぶん2公演を残す、というタイミング。
2009年の4月26日に収録されたものです。


感想や意見など、ございましたら、ぜひください!


かつてのラジオを聞いてくださっていたかたは
「あ、戻ってきた!」という感じがするかもしれませんね。

......今年は、戻ってきてばかりですね。


それでは、楽しんでください!

Posted by eno at 02:54 AM
May 06, 2009
機関車と誕生日

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家族で東京を離れた。

電車に揺られて2時間くらい。


景色が変わる。

青緑の山が見える。

キレイな川が流れる。


ホームで蒸気機関車が来るのを待つ。

遠くから汽笛が聞こえる。

やがて、白い煙とともに、黒い車体が
ホームに力強く入線してきた。

ガシャガシャ、シュシューと、活きた音。

そして、より力強く、長い汽笛の音。


ポォーーー!!


その音の大きさに驚いて、次男が泣く。


次男は電車が大好きだが、いつもの電車はではなく
初めて、生きているような、蒸気機関車を見た。
躍動感ある動き。黒い車体を見て、音を聞いた。


雄叫びのように、汽笛が響く。

次男は怯えて、泣いている。

大丈夫だ、こわくないよ、と頭を撫でる。


そして、僕は、昨日、誕生日を迎えた。

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Posted by eno at 07:10 AM
May 03, 2009
アンパンマンのアイデンティティ

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ハードディスクに録画された、『それいけ! アンパンマン』を観た。

といっても、次男が観ているのを、横で見ただけだが
まだ2歳にならない子どもをとりこにするのは、大したものだ。

以前は、まったく観たことがなかったのだが
この半年くらいで、何度か次男と観ているうちに
アンパンマンの世界、というものが、わかるようになってきた。


アンパンマンのエピソードは、基本的には

1)バイキンマン(悪者)がまず悪いことをする
2)アンパンマン(主人公)が現れて応戦する
3)しかしパン部分である「顔」を濡らされて、力がなくなってしまう
4)誰かがジャムおじさんのところへ、ピンチを伝えに行く
5)ジャムおじさんが代わりのパン(アンパンマンの頭部分)を焼いて届ける
6)アンパンマンの濡れた顔と、新しく焼いた顔をチェンジ、元気100倍!
7)元気を取り戻したアンパンマンが、バイキンマンを倒す

という展開である。
もちろん、その前後に背景となる、いろいろなエピソードがあるんだけれども。
それは、水戸黄門や、ウルトラマンと同じ。


いろいろ構造的に面白いのは

まず、アンパンマンは、バイキンマンを殺したり、捕らえたりたりしないということだ。
アンパンマンは、バイキンマンという悪者がいて、自分の存在価値が成立する。
普通、どんなヒーローものも、いろんな敵が次から次へとやってくるが
この世界では、基本的に、そこまでの悪者はバイキンマンしかいないため
彼がいなくなっては、アンパンマンの存在価値がかなり薄れてしまう。
消防車は、火事を消すんだけども、火事がなくては、消防車の必要性がない。

とはいえ、元凶であるバイキンマンがいなくなれば、世界は平和に保たれるわけだから
誰かが、その矛盾をアンパンマンに言ったりしないのだろうか。
死刑廃止論がベースになっているのだろうか。

いや、バイキンマンもかなり悪いことをしているとはいえ
誰かを殺したりしているわけではないから、そこまではできないということか。
でも、殺さなくても、ずっと閉じこめているだけでもよいのに。
で、結果、現実社会同様、バイキンマンは再犯を繰り返す。


しかし、バイキンマンもアンパンマンを殺さない。
いつも、なにかの手段で、アンパンマンの顔を濡らして、弱らせたらそれでお終い。
攻撃するときは、巨大なロボの足でアンパンマンを潰そうとしたりしていて
かろうじてアンパンマンが逃げて助かっているだけだから、殺す意図がないとは思えないが。


そして、なにより、ジャムおじさんの存在を、バイキンマンはどう思っているのだろう。

アンパンマンは顔(以下「アンパンヘッド」)が濡れると動けなくなってしまうが
新しいアンパンヘッドに替えると、元気100倍! と戻ってしまう。
ところで、100倍ということは、濡れて動けないほうが基本なのだろうか。まあいいか。

その、アンパンヘッドを製造しているのは、そう、ジャムおじさん、である。


アンパンマンは、言わば武器だ。バイキンマンに対抗するための兵器。
その兵器自体を作っているのが、ジャムおじさんだ。
だから、ジャムおじさんをまず、捉えるなりすれば、よいわけだ。
戦争でも、1つ1つの武器を壊すより、武器製造工場を破壊する。
ジャムおじさんという武器商人、唯一の兵器製造者をなんとかすればよいわけだ。
バイキンマンは、その存在、その構造を、どう思っているのだろうか。


そもそも、アンパンマンというのはショッキングだ。

アンパンヘッドが、バイキンマンの攻撃で濡らされて、動けなくなっても
ジャムおじさんが焼いた、新しいアンパンヘッドに替えれば元気が戻る。
この設計は、ずいぶんショッキングである。
頭ごと、新しいものに入れ替えてしまうからだ。
その、あっさり感がすごい。

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ウルトラマンなどの、ヒーローもので
敵の怪獣に襲われ、攻撃されて、身体がボロボロになって動けなくなったところで
新しい身体が飛んできて、入れ替わって、はい元気!
みたいなものは存在しない。

そりゃねぇよ、と思ってしまうからだ。
しかし、アンパンマンでは、それを、あっさりとやってしまっている。

しかも、それがアンパンヘッド=「頭部分」だからすごい。


僕ら人間は、いや、人間でなくたって
脳は、頭に存在する。
だから、考えるのも、記憶があるのも、すべて頭部分にある。

例えば、僕が頭に大きな損傷を受けたとして
実際にはできないけれど、代わりに小林さんの頭を取り付けたとする。

あり得ない話だけど、それで「元気100倍!」とか、元気になったとしても
それは、僕ではない。小林さんだ。

周りが「ワーワー!」とか回復を喜んだとしても
勘違いするなと言いたい。それは、小林さんだ。


しかし、アンパンマンでは、頭が替わっても、それがアンパンマンとされている。


新しいアンパンヘッドが飛んできて、古いアンパンヘッドを横にすっ飛ばして
(ちなみに、いつもここで、僕は爆笑してしまう)

くるくるくるっと回転して、元通り!

「元気100倍! アンパンマン!」

......おい、違うだろ、違うだろ、といつも思う。


ところで、いつも、どこかに飛んでいった、濡れたままのアンパンヘッドが気になってしまう。
きっと、どこか地面に落ちたままなのだろうけれど
濡れたアンパンマンの顔、そのまま、というのは、グロテスクだ。
虫が食べたり、微生物に分解されたりして、土に還っていくのだろう。


「アンパンマン」という、その本体は、身体なのだろう。

毎度、頭が入れ替わっても、アンパンマンは、以前のアンパンマンのままだ。
或いは、毎度、記憶を喪失していのだろうか。
ベーシックな部分だけ、新しい頭に練り込んで焼いて。
アンパンマンは、非連続な存在なのだろうか。

それとも、そんな感情みたいな、心みたいなものは存在しないのだろうか。
やはり、ジャムおじさんが作る、単なる兵器なのだろうか。

そう思うと、この話は、タイトルが「ステルス戦闘機」みたいなもので
バイキンマンと、ジャムおじさんの戦いなのだろうか。

バイキンマンが、その影の存在、相手の本体に気付くまでの話なのだろうか。


......なんて、思って観ていると、事件は起きた!!


アンパンマン with ジャムおじさんまで捕らわれてしまったのだ!


「アンパンマンとホワイトクリーム姫」という話。

ホワイトクリーム姫の住む、空飛ぶパイの城に招待された
アンパンマン with ジャムおじさん(と、メロンパンナとか犬とか、ほかの方々)。
しかし、そこには、バイキンマンが......。


空飛ぶパイの城に、監禁された、アンパンマンと、ジャムおじさん(とほかの方々)。

兵器と、その製造者が、共に捕らわれてしまう。

空飛ぶパイの城に捕らわれ、身動きができない状態。

その間に、バイキンマンは、悪の限りを尽くす。


これは、いったいどうなるのだ!!


仮に、なんとか、ジャムおじさんが動けるようになったとしても
そこに、兵器......じゃないや、パンを製造するマシンはない。


「構造的な、終演じゃないか!」と、息子より興奮してしまう。


まるで、推理小説のように思えてくる。

どうやったら、この先の展開で、アンパンマンは新しい
アンパンヘッドを手に入れ、元気を取り戻すのだろうか。

それとも、アンパンマン抜きで、みんなで、なんとかするのだろうか。
いや、それができてしまったら、それはそれで、アンパンマンの終了だ。
彼の存在価値がなくなってしまう。


まてよ......と思う。
どこかにヒントがあるはずだ。伏線が存在するはずだ。

見ると、一緒に捉えられているパン一族がいる。
メロンパンナちゃん!
そうか、わかったぞ、メロンパンナちゃんの頭をちぎって
アンパンマンの首にくっつければ、「メロンパーン・・・アンパンマーン!」

・・・いやいや、それはないな。
いくらなんでも、残酷だ。
いや、そんな残酷なことを、いつもやっているではないか、この世界は。
僕らが残酷と思うだけで、この世界では違うのだ。
メロンパンも、後で焼けばよいわけだ。
っていうか、「焼けばよい」って、なんだこの世界の倫理観は。


・・・ん〜、どうなる? どうなる? と
いくら考えてもわからない・・・・


と、あまりにも衝撃的な、展開が起きて、物語は展開、解決された!!


長くなったし、この衝撃の解決編を含む、アンパンマン考の続きは
今週末に迫った、トークライブ『気になること。3』でやろうと思う。


とはいえ、トークライブは、今回、いままでで最も早く
発売から1週間くらいでソールドアウトとなってしまっているので
解決編が、気になる人は、Googleなどで
「アンパンマンとホワイトクリーム姫」を検索していただきたい。


この解決編を知らなくて、トークライブに来る、という人は
ぜひ、「知らない状態のまま」、来ていただきたい。
(ヨシナガさんも知らないまま、来てねー)


あまりの衝撃的な展開で、「ええーーーー!!!??」と声が出た。


アンパンマンのアイデンティティとはなんなのか。

Posted by eno at 12:44 PM
May 02, 2009
植物たちと、我ら動物たち

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とあるところ向けの原稿を書いていて
植物ってなんだろう? と思う。
動物と植物の関係って、なんだろうと思う。


我ら動物と、植物の関係は面白い。


菌類、というややこしい存在をいちど忘れれば
動物と植物の違いは、光合成をするかしないかである。

もちろん、光合成をするのが植物で、しないのが我ら動物だ。


漢字で見てもわかるように、我ら動物は動くわけで
「動くか、動かないか」という分類でも、例外を除けばまあ正しい。
が、それは本質ではない。
学校で習った、細胞壁のあるなしも、置いておく。


植物たちは光合成によって、エネルギーを得ている。
二酸化炭素と水と、太陽の光で有機物を合成し、エネルギーを得る。


しかし、我ら動物は、というと
有機物を合成して自らエネルギーを取る方法がない。
だから、植物を食べて、エネルギーを得ている。

ヒモだ。
植物が作ったエネルギーをもらって生きている。


ほかの動物を食べてもエネルギーは得られるけど
それも、もともとは、植物が作り出したエネルギーである。
小さな動物から大きな動物へと食物連鎖でエネルギーを回していっても
もともとは植物から取ったエネルギーだ。

ヒモから、さらにお金を巻き上げるようなものだ。


だから、我ら動物は動く。
動かないと、植物が食べられない。
動かないと、植物を食べたほかの動物を食べられない。


植物は、生産者であり

我ら動物は、消費者である。


動物と植物の話をするとき
どうしても、酸素と二酸化炭素の関係になりがちで
そうやって見ると、互いに互いを、の関係ではあるけれど
エネルギー面から見ると、「あれ一方的?」と思ってしまった。

僕は科学者じゃないし、さっぱり専門でもないので
わかっているようで、よくわかっていない気もするのだが
なんとなく、タメ口をきいていたのが、そうでもないのかしらとか。
違う学校だけど同級生かと思っていたら、先輩だった、みたいな。


もちろん、植物の光合成には二酸化炭素が必要であるから
先輩、やっぱ、オレも必要じゃないっすか、とループしてみたり。

だけど、植物と微生物だけいれば、やっていけるのかしらと心配してみたり。
なにを心配しているのか、さっぱりわからないけど。

でも、ハチが花粉を運んだりもするじゃないっすか、と気付いたり。
ま、人間は運んだりしないんだけど。


んー、もっと勉強しよう。

こんなんで、環境問題とか考えてた、自分がアホに思えてきた。


人間関係の問題も、経済の問題も、精神の問題も
家族の問題も、社会問題も、環境問題も

だいたいぜんぶ


「自分が、どう、自分以外に、生かしていただいているか?」


を甘く見ているから起こる問題なんだよなあ。

Posted by eno at 12:04 PM
May 01, 2009
小坂忠@ビルボードライブ東京

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昨晩は、小坂忠さんのライブへ行く。
ビルボードライブ東京。

今日も、またしても、最終公演。


ビルボードは前にも行ったことがあって
その時の印象は、音が悪い会場だなあ、だったんだけど
今回は、ものすごく音が立っていた。
PAを変えたのか? エンジニアがよかったのかしら。


幸宏さんのドラムがファンキー且つ繊細でよかった。
小原礼さんのベースはいつもながら男っぽくてカッコよかった。
佐橋さんのギターは早い曲であろうとキレイでよいなあ。

そして、もちろん、小坂さんの歌は素晴らしかった。


ぜひ、小坂さんを、知らない方は、下の映像を見ていただきたい。
歌を、歌詞を、心で聴いていただきたい。

『機関車』という曲です。

大好き。

昨晩も演奏してくれました。


『機関車』



忘れ物はもうありませんねと 機関車は走るのです

きみはいつでも 僕の影を踏みながら

先へ 先へと 走るのです


目がつぶれ 耳も聞こえなくなって

それに手まで 縛られても


乗り遅れまいと 急ぎすぎた僕は

もう止まらない レールの上

藍色した 嘘の煙を吐きながら

僕は 君を 愛しているんだ


目がつぶれ 耳も聞こえなくなって

それに手まで 縛られても



なんて、美しく、鋭角で、重く、素晴らしい、楽曲なのでしょう。


小坂さんの声は、いつも、どこかしら明るいから
だからこそ、こういう曲が、響いてしまうんだよなあ。

いい夜でした。

Posted by eno at 01:27 AM