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April 22, 2009


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非情ベル

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楽しくいこう。


仕事での付き合いや、仕事での時間は仕方ない、というか
厳しさも必要であるし、スタイルの問題もあると思う。

母親の場合は、それは育児にあたるのかもしれない。


だけど、仕事に関係のない付き合いや時間まで、他人に厳しい人がいる。

いや、厳しいなんていうのは、良い言葉だ。
基本ネガティブというか、他人に対して常に批判的な人がいる。


これは、よほどその人が、しっかりしている人物なら別であるけれど
そうでないと、気付かずに、自分に対しても
常に悪い評価を下してしまうことになる。

評価軸とか、合格点の位置みたいな意味ではなく
スタイルとか、姿勢、もっと言ってみれば性格みたいなことだ。


人に接するとき、とか、人を見るとき
批判的に見てしまうことは、その人が、まともであればあるほど
心のどこかで、自分に対しても、同じように見てしまっていることになる。
これは、かなり心によろしくない。


或いは、人に対しては常に批判的であるけれど
自分に対しては甘い、という人も、それはかなりよろしくない。
自己に対するものと、他人に対するもので、そこがあまりずれてしまうと
文字通り、ゆがんでしまう。
ゆっくりと、ひずんでいってしまう。


こういうのは、積み重なっていく。
しかも、変えていくことが難しいことである。


もちろん、様々な理由があるのだろうけれど

心の調子が、このところおかしい、という人は
自分が他人をどう見ているか、また、自己と他人の見方で
どうずれが起きてしまっているかを、考えるべきだと思う。

そこに、大きな原因がある場合が多い。


また、他者に対して厳しく評価したり、悪い意見を言ったり......
それでも、まだ、直接的でも間接的でも
その相手と、繋がった状態であるならよいのだが
独りで呟き続けてみたり、相手のいないところで呟き続けると
自分で、自分の心が負担できなくなっていく。

自分の思いを投げているようで、投げ切れておらず
自分の心の中に、留まって、どんどん積もっていくからだ。


1週間くらい前に、知人に相談されたことがあり、このようなことを伝えた。

その人の目を見て、あまりにも心配になってしまった。

心というものは、あまりに脆い。


楽しくいこう。

そう伝えた。


Posted by eno at April 22, 2009 02:09 AM


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