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August 07, 2007


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づゅる麺 池田

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目黒に1年くらい前にオープンした
『づゅる麺 池田』が、美味しい。

目黒はラーメン激戦区とか言われたりするが
ここにしかないという個性的なラーメン屋や
これは美味しいと心から思えるラーメン屋は少なく
後からやってきて、ポンと上位に簡単に食い込んだ感じがある。

オープンしてすぐに行ったときは、正直まあまあだったのだが
その後、半年以上経ってから、あちこちで評判を聞き
いろいろ改善したのかなあと、やっと行ったのが先週。
素晴らしく美味しかった。
麺もスープも、個性的だ。

まず、麺が個性的。
店名に入っているくらいだからね。
「美味しく麺を食す」をコンセプトとしているのでしょう。

かなりコシがある、中太の平打ち麺。
茹で上がるまで、かなり待つ。
茹でた後は、水で勢いよくキリっと締めてある。
この麺の時点で、OKと言っちゃうくらい美味しい麺だ。

そして、スープ。
鶏がベースで、加えて魚介(エビも入ってる?)。
あと香味系の野菜の味(セロリっぽい味も)。
このスープが、個性的で美味しい。
鶏がトロトロの良い具合のスープになっているため
ベースが強いので、上でいろいろできるのだろう。
なんとも、面白いバランスの味わいだと思う。

という、麺とスープが、合わさって、ここの味。
つけ麺がメインというか、自信作っぽいので、つけ麺で食す。
夏は暑いしね。

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しかし、気になることが2つ。

先週かなり美味しく味わえたので、昨日、再訪したのだが
正直、ずいぶんクオリティが違っていた。
前の週より、お腹がすいた状態で行ったし、体調も問題ないし
横に座っていたお客さんも「あれ?」みたいな感じだったので
思い違いでもないように思う。
スープがとにかく違った。
あと、トッピングのほうのチャーシュも。
全体的に「うまい」のだけど、「これ、うまっ!」という完成度がなかった。
「これ、うまっ!」と思えるか、どうかでぜんぜん違うよね。
「これ、うまっ!」と思えれば、リピーターになる。
「うまいね」くらいだと、気が向いたら行く店になる。
ラーメンって、同じ味を継続的に出すのって、難しいんだろうね。
それとも、この数日でなにかを変えたのかな。
断然、前々回のほうが美味しかった。

次に気になるのが、スープの温度。
これ、解決方法、なんか考えられないのかなあ。
麺が最後、冷水でキリっと締めてあるため
スープの温度が、もっと熱くないと
途中からぬる〜い、ぬるぬるラーメンを食べる感じになるんだよね。
どうして、もっと温度、なんとかならないんだろう。
具のキャベツや短冊チャーシューなどを最後入れるとき、冷めちゃうのかな。
という上に加えて、おいしい味玉と、トッピングチャーシューが
両方とも冷たいので、それを入れると、さらにぬるくなってしまう。
味玉と、トッピングチャーシューは、後半で入れるべきなのかしら。
前に、AFURIについても、「ヒンヤリ玉子問題」を書いたが
味玉と、チャーシューって、温かくしておけないのかしら。
味玉は保温すると、トロトロがなくなっちゃうのかな。
トロトロがなくならない程度に、というわけにはいかないのだろうか。
チャーシューは難しいかなあ。炙ってみてはどうなんだろ。
まあ、味が違っちゃうけど。
あれだけ大きなチャーシューを、トッピングメニューとして用意しているなら
そこは、なんらかの解決をしなければならないと思う。
まぁ、そんなにアツアツが好きなら、つけ麺じゃなく、通常のラーメンを頼めよ
という気もするんだけど、この店には解決を期待したいなあ。

なぜ、この『づゅる麺 池田』に対しては
このように、期待をしたり、改善、成長を楽しみにしたり
そういう思いがこちらに出てくるのか、よくわからない。

この店、店長やスタッフが、そういう思いでいるから
それが、こちらにも伝わるんだろうなあと思う。

ものすごく、これからに期待したい。

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Posted by eno at August 07, 2007 04:51 PM


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