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January 31, 2007
カミさんMac

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iMacを買った。
これで我が家のカミさんもMacになった。

数ヶ月くらい前から、ずっと使っているカミさんの
vaioが調子悪くなったのをいいことに……いや、きっかけに
我が家のマシンもMacになった。めでたい。

僕が、そろそろ新機種、そろそろ新機種と
ずっと長いこと、PowerPCのデスクトップのままなので
(今月下旬に発表と噂があるんで、まだ悩み中)
Intel Core2 Duoが、こんなに早いのだと驚いた。
タワーじゃなく、iMacなのにね。

Safariって、アイコンクリックしてすぐ立ち上がるんだ!
とか、そういう衝撃。
このスペックで、モニタ付きで15万円しないのは安いなあ。

あと、iMacって静かですね。
場所も取らないし、家庭パソコンとしてぴったり。

調子こいてAppleTVまで買おうと思っている。

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買い物に行った、Apple Store銀座の人たちもよかった。

Posted by eno at 05:14 PM
January 25, 2007
12画? 13画?

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前から気になっていたのだが
姓名判断をやると、いつも、その結果がまちまちになる。

というのは、我が苗字の最初の文字、「飯」の字が
そのときそのときで、12画だったり、13画だったりするからだ。

姓名判断の本などを読むと、「12画」とされていることが多い。
しかし、姓名判断の本でも、「13画」と書いてある本もある。

ウェブサイトの姓名判断では、逆に「13画」が多い。
なぜだろう。意味がわからない。

というか、そもそも、自分は、ずっと「13画」だと思っていた。
書いていただければわかるが、どう考えても「13画」に思えるのだ。

では、なぜ「12画」と主張するのだろうと、「12画」側の意見を聞いてみると
下のように、僕は分けて書くと思っていた部分が、いちどに書くことになっている。
「2画分」かと思っていた部分が、「1画分」となり、それで「12画」なのだ。

e_how.jpg

<<ここをクリックすると、説明ビデオが再生されます>>

でも、この部分って、普通の書体で見る限りは、別の線だ。2画分ある。
ゴシック体や、明朝体などは、クッキリ別の線となっている。こんなふうに。

e_13.jpg

しかし、それが絶対かというと、行書体などでは、1画に描かれていたりする。

e_12.jpg

いったい、どっちが正しいのだろう。
なんというか、学術名称みたいに、「これが正しい」というような
基準みたいな、ルールブックみたいな、統一見解みたいなものはないのだろうか。
「マスターオブ漢字画数」みたいな。

ずーっと、しゃっきりしないままなんですよね。

誰か、詳しい人、教えてください。

Posted by eno at 09:10 PM
January 23, 2007
Blogmusik

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新型iPod登場!
というわけではなく、疑似iPodのサイト。

サイトにアクセスして
聴きたい曲名や、アーティスト名を入れるだけ。
すると、まるでiPodのように聴くことができちゃう。

「Hey Jude」から「star guitar」まで簡単再生。
「Pink Floyd」だけでも何十曲もあるよー。

……って、おい!
いくらなんでも、めちゃくちゃじゃないの、それ。
法律無視の、訴訟上等! ってことですかね。

ネットワーク上のmp3ファイルを検索して
鳴らしているんだと思うんだけど、どうなんだろ。

ま、賞味期限付きのサービスだと思いますが。

「あの曲、ちょっと聴きたいなあ」という時に便利ですよね。
ま、「ちょっと」じゃなく「ちゃんと」聴けちゃうのが問題なのですが。


<<ここをクリックすると、Blogmusikのサイトにジャンプします>>

Posted by eno at 11:56 AM
January 20, 2007
がくっと記念日。

gaku.jpg

最初にお伝えしますが、これ実話です。
会話なんで、細かい部分は違うと思いますが、脚色していません。


先日のこと。
タクシーにケータイを置き忘れて降りてしまった。

すぐに気付いたのだが、タクシーは既に小さくなっていた。
急いで家に戻り、タクシー会社に電話。
車内に連絡がつけば、なんとかなるかもしれない。

領収証に記載されている番号に電話する。
「あってくれ……」と祈る。

……が、「現在使われておりません……」という声。
慌てすぎてミスったのだろうと、再度電話しても同じ。
何度電話しても同じ結果。

そんなバカな。
領収証に記載の電話番号にかからないなんてアリ?
同じ領収証に書いてあった、タクシーセンターに電話。

タクシーセンターの人に事情を伝えると
領収証記載の番号が間違っていることが判明。
下一桁めと、下二桁めの番号が逆になっていた……って、マジ。
このヘンでちょっとイヤな予感がスタート。

タクシーセンターの人に聞いた、正しい番号に電話。
かかった。

「すいません、いまさっき、そちらのタクシーを使って、降りたのですが
 タクシーの中に、ケータイ電話を忘れてしまって……」
「はぁ……。それで?」
「それで、って、いや、なんとかならないかなあと思って、電話したのですが」
「困ったなぁ……」
「困ったって?」
「困ったなぁ……」
「いやいや、困っているのはこっちじゃないすか。連絡取る方法はないですかね?」
「じゃあ、そちらの連絡先を聞いてもいいですか?」
「もちろんです、03−****……」
「じゃあ、連絡してみますね」
「じゃ、待ってます」

しばらくしても、10分しても、20分しても連絡はない。
再度、タクシー会社に電話する。

「もしもし」
「……ああ、さっきの人ですか?」
「はい、そうです。連絡取れましたか?」
「困るんですよ! できないんですよ」
「え? できないって?」
「こっちは、さっき聞いた番号に3回も電話してるんだよ!」
「え? 3回?」
「そっちにかけたのに、出ないじゃないか!」
「かけたって、こっちに……この家にですか?」
「3回も!」
「いえ、かかってない……。いや、じゃ、すいません……で、連絡取れたんですか?」
「だから、3回もかけたんだよ」
「いや、そうじゃなくて……、タクシーと連絡取れたんですか?」
「タクシーは……困ったなぁ……」
「え? なんで? 連絡してくださいよ」
「明日の朝、事務所に来てよ」
「え?」
「それじゃだめ?」
「いや、そちらに伺うのはいいんですけど……。行ってなかったら無駄じゃないですか。
 ていうか、なくならない前に連絡取りたいんですよ」
「朝になったら、事務所に来て」
「ちょっと待ってよ。取れないなら仕方ないけど、取れるなら取ってくださいよ!
 連絡取ってくれるのは義務じゃないですか? 義務じゃないかもしれないけどさ」
「じゃ、忘れものしたのは義務ですか? 忘れ物は義務ですか?」
「意味、わかんないですよ」
「だって、そっちが悪いんじゃないですか!」
「いや……、たしかにこっちが悪いんだけど、もうちょっと考えてくれても……」
「もうさ、交番行ってよ!」
「交番……て、交番も行くかもしれないけど、連絡取ってほしいんですよ!」
「うぅーん」
「うぅーんて……。連絡取れないんですか? 取れないなら仕方ないけど……。
 連絡できるんだったら……ていうか、なんで連絡してくれないんですか?」
「川村常務がいないんだよ」
「そんなのこっちは知らないですよ!」
「もう、明日の朝来てよ!」
「なんで? こっちはお客ですよ。客として、そちらのタクシーに乗って、降りた。
 そのとき、ケータイを車内に忘れた。それはこっちが悪いのかもしれないけど……」
「え? お客?」
「お客ですよ」
「あなた、ドライバーじゃないの?」

えぇーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!

「ドライバーのわけないじゃないですか! まさか、ずっとドライバーだと……
 いや、そんなことないよ。ていうか、なにこれ? どーなってるのこれ?」
「ねえ、明日来てよ」
「もう、わかった。はい。もう諦めた。無理だ。
 だけど、明日の朝に行っても、なかったら意味ないから、朝に電話します。
 何時だったら、誰か来ますか?」
「7時」
「じゃ、7時に電話します。もういいです」

7時起床。
電話をする。

おっ、違う人だ。

「ありませんねえ……」

がくっ。

Posted by eno at 01:58 AM
January 11, 2007

sunset.jpg

いつもより早く家に帰って、夕食を食べる。
息子と一緒に食べたかったのだが、ちょっと遅かった。
先に食べられてしまった残念だ。

息子の3学期が始まった。
クラスが変わるわけでもなく、学年が変わるわけでもなく
学期が変わっただけなのだが、ひとつだけ変わることがあるそうだ。
それは、クラスの係。

ああ、そういえば、生き物係とか
放送係とか、そういうのあったなあと、自分の小学校の頃を思い出す。

息子も2学期は、新聞係だったっけ。


「じゃ、係、新しくなったんだ?」

「うん」

「え? なんの係になったの?」

「お笑い係……」


えぇぇええええーーーーーっ!!!???

Posted by eno at 10:54 PM
January 10, 2007
ゆるい台湾

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年末から家族で台湾へ行ってきた。

行くまでは、勝手に、台湾というところは
上海と香港と韓国を足して割ったようなものだと思っていたのだが(失礼)
行ってみるとずいぶん違って、台湾は台湾だった。
台湾にしかない台湾らしさがあった。

ざっくり言うと「ゆるいとこ」だった。
その「ゆるさ」が、鋭くズドーンと、自分に響いた旅行だった。


台湾は、いろんなことがゆるい。
どこに行っても、なにをしてもゆるい。

ゆるいとか、ぬるいとか、そういう類。
しかし、決して、たるいとか、だるいとかいうわけではない。

最初はそのゆるさに、かなり戸惑った。
仕事を終えて、東京からピューンと、たった4時間くらいで行ってしまうので
ちょっと前までのビートとかスピードとの違いにかなり戸惑った。


日頃、ずいぶんとせっかちに生きていた自分に気付く。
自分の他に対する厳しさとか、明確な答えを求めてしまう態度に気付く。


台湾はバイクが多い。バイクというより原付がたくさん。
年末年始というタイミングだったから余計なのかもしれないけれど
びっくりするくらい原付ライダーがいっぱい走っている。
タクシーに乗って移動すると、常に前後左右に原付がいるという、そういう感じ。
横の車の間から原付がグーンと出てきたり
サッと原付がタクシーの前に割って入ったりする。
こちらはいつもの調子なので、「うわ危ねぇ!」とか「なにすんだ?」とか思うが
誰もクラクションを鳴らさない。
カリカリしていない。平和なのだ。
暖かいからかなあとも思うが、そういう場所なんだと、だんだん理解していく。

駅で特急列車を待つ。
日本だと、ほぼ正確な時刻にピッタリ列車が来る。
例えば、ルーマニアだと、思いっきり30分くらい遅れたりする。
台湾は、そういうルーズな感じはない。
が、必ず2分とか3分くらい遅れてやってくる。
しかし、時間になると気になって「あれ? 来ないのかな?」とか思ってしまう自分がいる。

麺類を食べてもそう。
麺の茹で時間が命、という感じで、ピシっとしたものが出てくることはない。
かといって、グデングデンな状態というわけでもない。
しかし、「もうちょっと麺が固かったらなあ」と思ってしまう自分がいる。
炒飯を食べてもそう。
ご飯がパラっと上手ねとか、塩味のバランスが絶妙とか、そういうことはない。
だけど、マズいわけではない。それなりに美味しい。
しかし、「もうちょっとシャキッと作れないのかな」と思ってしまう自分がいる。

ホテルのフロントも、「私はホテルマンですから」みたいなピシっとした感じはない。
じゃ、愛想が悪いとか、サービスが悪いとかというと、そういうわけではない。
しかし、部屋のカーペットのクリーニングが、隅々までは出来ていなかったりする。
「おい、ソファの横、ちゃんと掃除してくれよぉ」と思ってしまう自分がいる。

そういう連続。

そんなことを繰り返して感じているうちに
「単に自分が、ちょっと厳しすぎるとか、せっかちすぎるとか、細かすぎるのでは?」
というふうに思えてくる。


自分を問う、自分の声が聞こえてくる。

「細かくて、ピシっとしていて、パキっとしている、厳しい世界と
 ちょっとダラっとして緩いけど、気楽でピースフルな世界と、どっちが好きなの?」


あれ?

オレはどっちの世界が好きなんだ?

オレはどっちの世界に暮らしたいんだ?


そんなことを、めちゃくちゃ考えさせられた。
自分にとって、これからの生き方を考えるきっかけとなる、良い旅行だった。

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Posted by eno at 06:05 AM