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December 04, 2006


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レッドブック ワルツの雨 / RE

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小説を書きました。

もうあと2週間くらいで発売です。
ギリギリまで公開せずに隠していたので、ギリギリの発表となってしまいました。

ぜひ、みなさん、読んでみてください。
楽しんでいただけると思います。

で、この小説……。
ちょっと、面白い仕掛けのある小説でして。

小説の中に

(            )

みたいな形で、「(」「)」で囲まれた部分がありまして
そこには、登場人物の心理が描かれているのですが
そこが、見えないというか、読めないんです。

1回めは、その読めない部分は無視して、そのまま読んでいただきます。
もちろん、面白いお話だったりしまして(当たり前ですが)
まあ、いろいろ展開もあって、「はあ、なるほど」と話は終わります。
普通の小説のように。

終わりますが、2回めは鉛筆を使っていただきます。
鉛筆で(       )の中を、こすってみてください。
すると、隠された登場人物の心理が浮かび上がるんです。

そして、その隠された心理を読むと
意外な事実がわかって……。
「……?? !!!!」
みたいな小説なんです。

この小説、友人でもあります、清涼院流水との合作です。

よくある、どちらかが企画で、どちらかが執筆とかそういうのではなく
ほんと、2人で書いているので、RE(アールイー)という
新たに著者名を付けました。


男と女。
絶望に取り憑かれ、逃げ出した女と
逃げ場を求め、彷徨っていた男が
列車の中で出会い
山奥の駅で、互いの運命と向き合う。


タイトルは『レッドブック ワルツの雨』。
著者名は「RE」。
幻冬舎から、12月20日の水曜日に、1300円(+税)で、発売です。

また、発売が近くなったら、詳しく紹介しますね。


Posted by eno at December 04, 2006 07:25 PM


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